『Capote』

カポーティ [DVD]
映画『カポーティ』を観ました。
1959年、カンザス州の小さな町で、
一家4人が惨殺されるという事件が起きます。
その事件を題材として書いた小説が、
『In Cold Blood(冷血)』です。
今回の映画は、この本の著者のトルーマン・カポーティが、
その作品を書き上げるまでを中心に映画化したものです。


話の内容はとてもよく、
最後まで飽きる瞬間なく観させていただきました。
特に犯人の心理を深く掘り下げ取材をしていくところは、
僕も映画に溶け込んで悩んだり考えたりしました。


1960年頃のアメリカなので、
使われている音楽はその頃黄金期を迎えたモダンジャズ
僕の好きな音楽。
その時代を感じながら観ていました。


映像なんかも一瞬一瞬にこだわりを感じます。
ぽつんと建ってる家の存在感だったり、
雑に置かれた本の位置、
車の中の風景。
なんやかんやかっこよかったです。
最近みた映画でよかったので日記に書いてみました。