手紙

手紙 (文春文庫) [ 東野 圭吾 ]
弟のために、強盗殺人を犯してしまった兄。
強盗殺人犯の弟というレッテルを貼られ生きる弟。
彼は特別悪い事をした訳ではないのに、
社会から差別をされて生きる事に。


僕がもし犯罪を犯してしまったら、
僕だけが刑務所に入って、
罪を償うだけでは終わらない。
僕に関わる人が社会から外れた存在になってしまう。


僕の妹の子供でさえ。


一瞬の出来事がすべてを狂わしてしまう。


危なかった。